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試験当日に実力がはっきできるように余裕もって行動しましょう

本番で失敗しない方法

受験当日には、さまざまな不測の事態が発生するものです。
たとえば、体調の不良、受験票を忘れる、悪天候や乱れた交通機関による遅刻の危機、などなどです。
しかしこれらのトラブルは、受験においては珍しいことではありません。
だれにでも起こることと思って、過度の心配はしないようにしましょう。
その上でトラブルへの対策をきちんとおこないましょう。
忘れ物や遅刻に対しては、連絡先の一覧表を持って試験会場に向かうのが安心です。
一覧表には、自宅のほか、通学先の中学校と受験先の高校の住所と電話番号をリストにしておきましょう。
忘れ物は、もちろんしないに越したことはありません。
万一、筆記用具の忘れ物に気づいたら、同じ中学の受験生から借りたり、 近場のコンビニで買ったり、あるいは早めに試験会場のスタッフに申し出るようにしてください。
受験票のように重要なものを忘れた場合には、自宅に取りに帰ることができればよいのですが、 それでは遅刻してしまうという状況でしたら、帰らずに試験会場に行ってしまいましょう。
そうしてスタッフに受験票を忘れた旨を申し出てください。なんらかの対応をしてくれるはずです。
こうしたトラブルのほとんどは、所持金や出発時刻に余裕を持たせることで対応が可能です。
なにか問題が起きてもすぐ解決できるよう、お金は多めに持ってゆき、早めに家を出るようにしてください。

試験中によくあるトラブルとして、苦手分野などから、解けない問題が出題され、あせったり困惑したりしてしまうというものがあります。
しかしながら、高校入試は100点満点でなければ合格しないというものではまったくありません。
そして試験である以上、解けない問題が出てくるのもごく当然です。
そうした問題に直面したときには、これはいわゆる難問であり、みんなも解けないだろう、と考えてしまいしょう。
そうして解けない問題にこだわらず、解ける問題から先に着手するようにしましょう。気持ちの切り替えが大切です。
高校受験の場合、同じ高校を志望する受験生たちのあいだに、さほど実力の差はありません。
そして全員が万端の準備をととのえて受験にのぞんでいるとすれば、最終的に差がつくのはメンタルの部分によってです。
たとえば、試験の本番で、得意なはずの科目が思いのほか解けず、その無念をひきずった結果、他の科目でも実力を発揮できなかった、 という体験をした受験生は少なくありません。これは精神面が受験に影響をおよぼした例のうち、最悪のケースと言えるでしょう。
たしかに、苦手の分野からの出題に出くわしたり、問題を解く時間が不足してしまったり、 といった場面では、ついつい、あせりをおぼえてしまいます。そうした事態にそなえ、 できるだけ冷静でいられるように、メンタルのトレーニングをおこなっておきましょう。
普段の勉強から、つねに受験を想定した時間や環境を設定することで、緊張によるミスも防ぐことができます。
そうして受験に向けてのたしかな自信と、気をつけるべき点に注意する心構えを、深く身につけておくようにしてください。

特に受験の直前は、夜遅くまで勉強をする「夜型受験生」になりがちです。
勉強するのはよいのですが、受験直前に夜型の生活になってしまうことは、あまりよくありません。
高校入試の本番は、多くが朝早くから開始されます。朝から実力を充分に発揮するには、早寝早起きである必要があります。
夜型受験生の人も、最低でも試験日の数日前には、早起きの生活リズムに戻しておくことをおすすめします。